子育て専門家の頭の中

療育の専門家です。こどものこと、発達障害、知的障害、肢体不自由のこと、ときどきスピリチュアルについて日々の気づきを書きます。読んだ方のお役に少しでも立てたら幸いです。

家を建てるときは。 宮司さんから聞いた話 私たちに必要な心構え 2年間枯れない榊

こんにちは。学校の先生です。

先日、近所の宮司さんの家に行って神棚に飾る榊を分けてもらいました。

 

神棚に飾っている我が家の榊ですが、

実はすごいんです!!

2年以上、枯れていません!

2年前の年末に宮司さんにお札をもらうついでに榊をいただき、飾っていたら、枯れない!

毎年夏の暑さに少しずつ枯れているのですが、まだ3本枯れていません。

土に植えていません。水だけときどき変えているのですが今のところ元気です。

 

去年いただいた榊は数か月後に全て枯れてしまいました。

その後、実家からもらった榊も数か月後に枯れました。

 

まだ元気なのが2年前にいただいた榊です。

ご縁ですね。我が家との相性が良いのでしょう。

2年と2か月たっていますが、元気です。

新しい葉が生えてきています。

このままずっと枯れないでいてほしいと思います。

なので、一本は鉢に植えて育ててみようと思っています。

 

3本あった榊ですが、今月、1本枯れてしまいました。

一本は鉢に植えるので、神棚には片方にしか榊がない状態になってしまいました。

なので、先日近所の神社の宮司さんに榊を分けてもらいました。

近所の神社は、非常にすたれていて、お化けがでそうなくらいの神社です。

気が弱いので、どうしてもこちらの神社に足は向かず、少し遠い一の宮に参拝に行ってしまいます。

出光佐三さんのように、この神社を復興できたらいいな、と、こっそり思っています。

 

今日は、榊をもらうついでに宮司さんから良い話を聞けたのでそのお話をしたいと思います。

 

なぜ、神社が廃れてしまうのか。

それは、地域で暮らす人々がその地に対する気持ちが無くなっているから、だそうです。

ここが良いかな、という気持ちで家を建て、年を重ねる。

子供は違う場所で家を構え、新しい家族と暮らすことが多い。

両親が暮らせなくなると、その子供たちは家を売ってそのお金で老人ホームに支いをする。

 

ちょっとまった!

 

家を建てて、その地に住むってそういうことじゃないよね?

その地に住むってことは、自分の代だけでなく

自分の子ども、孫、ひ孫と代々その地に住むことではないのか。

 

それくらいの覚悟をもってその地に住まなければならないのではないか。

その地で代々暮らしていくためにはその地の自然、空気、人々、そして神様とうまく関係を築かなければならない。

 

その覚悟が足りないのではないですか?

それでは神様との関係は築けません。

だから小さい神社が廃れていくんです。

 

そんなお話を伺いました。

 

なるほど、と思いました。

 

そして、私には覚悟が足りなかったな、と思いました。

この家は自分の代だけで良いかな、と思っていました。

嫌なことがあったら、すぐにあきらめて、代わりのものに移ればよい。

 

あぁ、しっかりと、この地の良いこと悪いこと全てを受け入れて付き合っていかなくては。

そう思ったのです。

 

1990年ごろは、あきらめない、がんばれっていう世の中でしたが

 

2000年になると、無理して生きたらつらいよね。嫌ならやめても良いんだよ。っていう世の中にシフトした気がします。

 

不登校もそうです。

学校行くのが嫌なら、無理していかなくても良いんだよ、って家族が増えています。

 

でも、家を建てて、その土地に住むってことは、自分以降の子孫が代々その土地でお世話になる。そういう覚悟をもって、土地を見て家を建てなければならない。

 

家を建てたい人は、今のうちからそんな覚悟があると良いかもしれません。

とても深い話だな、と思ったので記事にしました。

 

よし、お金持ちになったら近くの神社を整備しよう。

だから、神様、何か力をお貸しくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

皆様の心が明るく軽く温かく元気になりますように。

温もり安らぎ慈しみのエネルギーで満たされますように。