子育て専門家の頭の中

療育の専門家です。こどものこと、発達障害、知的障害、肢体不自由のこと、ときどきスピリチュアルについて日々の気づきを書きます。読んだ方のお役に少しでも立てたら幸いです。

入学前の不安 厚労省から文科省へ変わるだけなのに

こんにちは。学校の先生です。

 

もう少しで我が子が小学校へ入学します。

私だけでしょうか。

とっても不安です。

 

先日4月からお世話になる学童へ説明を聞きに行きました。

元気なお兄さんと、漫画を読んでいるお姉さんたちがいました。

保育園は優しい空気に包まれているのですが

学童は殺伐としていました。

小学生はいろいろな経験をしているから、その分とげとげしていますね。

大人のようにオブラートに包まないから、とげとげが一緒にいるとダイレクトに伝わってきます。

 

スタッフも当たり前ですが違います。

 

息子は怖くなってしまったようです。

私もちょっと怖くなりました。

 

学童に行けば、いろいろな人とかかわって人生経験を積むこともできます。

でも、

あの狭い部屋に20人もいるのかー、とか

ゲーム持ち込み可、とか

外の遊び場猫の額くらいだよ、とか

信じられない。どうしよう。

と思いました。

 

専業主婦になれたら、

パート収入で生活が成り立つなら

学童は必要ないのですが、私の場合はそうもいかない。

 

昨日の夜、息子の寝顔を見て久しぶりに泣きました。

そこでやっと、自分が不安なことに気付きました。

 

息子は小学校生活を楽しめるのか。

私は生活を回転させることができるのか。

 

独特の学校の匂い。

あの中に息子は6年間入るのだ。

 

私、学校の先生なのに、息子が小学校に入ることがすごく不安なんです。

 

厚労省から文科省に変わるだけなのに、

なんで

「ねばならない」

「するべき」

「あるべき」的な空気が増えるんでしょうね。

 

「このままのあなたで良い」

でも

「あきらめるな」

こんな世界が息子に開かれていると良いな、と思います。

 

我が子を小学校へ送る親御さんには

期待と不安がある。

子供にだって不安がある。

 

このことがわかって良かった。

その分、私は現場でより保護者と子どもに近づけるから。

 

とりとめもない自分の気持ちを記しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さんの心が明るく軽く温かく元気になりますように。

温もり、安らぎのエネルギーで満たされますように。